本日ブレードランナー2049を映画館にて鑑賞してきました。
コマーシャルの宣伝文句通り映像は申し分なく美しかったのですが、なにぶん見せる映画であって内容が薄く、上映時間も163分と長いので退屈に感じる時間も多かったです。
また、急にベッドシーンがあったり、伏線シーンも「何だったんだ？」てな具合で、あまり意味がないように見えました。
正直なところ、ハリソン・フォードも必要なかったかな。
おじいちゃんに無理させ過ぎ。
そして、前作(82年)の続編ということで、未来のイメージが古臭く、世界観も不自然にオーバーテクノロジーが点在しているような感じ。
そこまでの技術を要しながら、なぜここはそんなに旧式なの？てなところが盛り沢山。
設定上、前作から30年後の世界なので、大きな変更は厳しいのかもしれませんが。
なので、現時点で想像し得る未来を舞台に、前作とは全く関係のない、新しいブレードランナーを作った方がよかったのでは？と、思う。
ただ、それでも、哲学的要素をふんだんに散りばめ、見る人を考えさせるようなストーリーなら、僕なりに問題なかったとは感じるけども。
押井守監督版『ＧＨＯＳＴ ＩＮ ＴＨＥ ＳＨＥＬＬ/攻殻機動隊』や『イノセンス』のように。
あ！でも、主人公のホログラムの彼女は超絶かわいかったですよ！！
ブレードランナー2049オフィシャルサイト：http://www.bladerunner2049.jp/sp/