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雑談

寄付による税制優遇の話し

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○寄付による税制優遇

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上記のビラは、もう思いっきり枚方市と書いてありますので、枚方市の寄付を募る事業の案内です。
で、思うところがあって、ビラにあるこの税の優遇に関して自分で調べたみたのですが、
どうやらこの基金を通さないと優遇はないとの事。
仕組みとしては一度枚方市に寄付をする形になるから、ふるさと納税に該当する。
国税庁ホームページには、
[納税者が国や地方公共団体、特定公益増進法人などに対し、「特定寄附金」を支出した場合には、所得控除を受けることができます。これを寄附金控除といいます。なお、政治活動に関する寄附金、認定NPO法人等に対する寄附金及び公益社団法人等に対する寄附金のうち一定のものについては、所得控除に代えて、税額控除(No.1260、No.1263、No.1266参照)を選択することができます。](国税庁ホームページより一部抜粋)
と、記述ありました。
つまり、民間が運営する小さな福祉・ボランティア団体には、いくら寄付をしたところで税の優遇にはならない。
正直、「寄付なんていらねーだろ」ってところに寄付をすると特典が付いてくると。
そんな中でひと際、異彩を放っているのが「認定NPO法人」の存在。
次は、この認定NPOについて少々語ります。

○認定NPO法人とは

「認定NPO法人」とは、NPO法人のうち“「一定の要件を見たしている」と国税庁長官が認めた法人”のことです。内閣府や都道府県に「認証」されたNPO法人が、国税庁に「要件を満たしている」ことを【認定】される事によって認定NPO法人へとステップアップします。(認定とろう!NETより一部引用)
この認定を受ける事が出来れば晴れて、寄付をしてくれた個人や企業が税の優遇処置を受ける事が可能になります。
要件の内容のひとつに、3000円の寄付を年間平均で100人以上というのがあり、これが大きな壁となっている様ですね。
しかし、今年、NPO法の改正があり新しい法案が近々、出るのかな?もう、通って施行されてるのかな?
すみません、この辺の出ている情報が少なくてわからないのですが、その中に認定NPO法人の廃止があった様ですが、それは避ける事が出来たとの事です。

○やはり信用第一

うーん。正直なところ、「税制優遇」このフレーズは、「5年後、10年後には10倍になって帰ってきます」並に、人を引き付ける魔力がある。
この、魔法の言葉を利用して寄付を効率よく募れれば、私が通所していた支援施設にも恩恵があるかもと考えてましたが、
「そうは問屋が卸さない」ようで、甘い考えでした。
やはり、地道に一歩ずつ地域住民の信頼を得る事ですね。
そもそも、お得な制度を利用したところで、肝心の団体の中身が見えて来なければ、本末転倒。本来の趣旨からも外れてしまうでしょうから。
地域住民との接点を多く作り、中身を知って貰い、この団体が地域にある利点が何かを理解して貰って、初めて、寄付をしようかなと考えて貰える訳で。
このお互いの信用という絆がないと、長くは続きませんしね。

ところで、いつもの悪い癖。
余談になりますが、某テレビ局の慈善番組の話し。
あの番組には、とてつもなく荒稼ぎをしているタレントさん達が多く出て来ますが、
登場シーンはなぜかいつも”こじんまり”とした、しょぼい瓶やプラケースを抱えて入って来ます。
しかも、中には大量の小銭。
もうね、「滑稽」以外の言葉が見当たりませんよ。
億単位で稼いでるんだから、ババーン!と見せつければいいのに。
演出で裏ではそれなりの額を出してるんでしょうけども、
私としてはより酷く映ってると思いますよ。

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