よーしあーきーと時々ラテとはろ&ちび

よーしあーきーと時々ラテとはろ&ちび

仕事 障害者支援 障害者総合支援法

障害者福祉の偉人に伺う(後)

更新日:

暑いですね。o(*^▽^*)o
昨日の私の部屋の温度は35℃でした。(゜-゜;)
2015/ 5/26 16:31

障害福祉の偉人に伺う(前)

さて、前回の続きに行く前に、前回の補足をしておきます。
重度訪問介護について。
重訪が適応されれば自治体の給付(支出)が大幅に減るというメリットがある為に、
今度は、『なんでも重訪で解決してしまおう』といった流れが出来てしまうかも知れない。
そうなると、前回でも述べたように介護報酬もかなり下がりますから、介護保険等の諸制度に頼って運営をしている小さな事業所は、体力がないので手を出さないでしょう。
担い手が集まらない懸念があるのです。支給が決まったが、常に担い手探しが付きまとうという、とんでもなく不安定な生活が障害者を待ち受ける状況が出来てしまう。
それと3hを1日3回と記しましたが、記事を読み返したらそういった記述はありませんでした。
しかし、朝だけ9時間というのもありえませでしょうから、少なくとも朝・晩の2回てのはありえそうですね。
この事(重訪で全て解決)については、重度身体障害者の方々は戦々恐々とされており、
やはり現場の声を実際に耳にしないと、何が良くて悪いのかの判断がつきませんね。

○障害者福祉諸制度の今後。国の制度設計の進め方。

えーと。なんでしたか?
前の記事を。|壁|・ω・`)チラッ
あー!そうそう!制度設計の進め方でしたね。o(*^▽^*)o
これがまた、よく計算されている。
障害者総合支援法も3年に1度見直しが介護保険と共にあるのですが、
この3年の間にとりあえずの原案となる物を作成し、国会に提出しないといけないんですよね。
「3年に1回の見直しがあるなら、3年後にはまた良い様に変わるかも知れないからいいのでは?」と、楽観的に見ていたら、実はそうではない。
まず最初に、とてつもなく最悪なシナリオを突き付けて来ます。
もちろん、障害者の方やその支援者の方は、生活が掛かってますので必死に抵抗する訳ですが、
役所側は基本的な合意に至らないよう、出来るだけ引き延ばすのですね。
そうこしているうちに、タイムリミットの3年が近づいて来るんです。
そもそも、国会に提出にすら至らなかった場合、もっとひどい状況が待っていますので、なんとしてでも仕上げたい。
そうやって、焦りながら妥協点を見いだし合意し、なんとか最悪なパターンは防いだと胸を撫で下ろしたあとに振り返ると、ひどい内容になっている。
最初に、絶望的な案を出して来ますから、ひとつでもこちらの希望が通ったら安心しちゃうんですよね。
期限を定めてありますから、期限ギリギリになると正常な判断なんて出来なくなっているでしょうし。
対案を出したところで、最終的な決定権は役所側にありますから、そもそもフェアじゃないですしね。
で、極めつけは上司が言った一言。
「役所は、最初の酷い案の8割程が通れば良いと考えてやって来る。」
なるほど。計算し尽くされてますね。向こうも100%を最初から求めていない。
知らない間に、役所ペースで進められ、ちょっとずつほんのちょっとずつ歩み寄って来ると。3年掛けて。
格下相手の交渉の定石みたいなもんですね。
もう、お国のみに頼ってては、やっていけないのがハッキリしましたね。
なんとか違う道も模索しないとなりません。
で、追い打ちに、今の私を含めた若い世代の障害者は、地域生活が満足にではないにしろ、当たり前に出来ています。
そうなってくると、やはり危機感がドンドン薄れていってます。40年前の酷い状況を知りませんからね。だから、自分の為に活動するになかなか至りません
40年前の障害者は施設や、家庭に閉じ込められ、迫害を受けて来ましたので、自分たちでなんとかしてやろうと社会的地位の向上に積極的に活動されました。
だから、今の様な生活が可能になってるんですよね。でも、当時の活動を担った先輩障害者も、御高齢です。
私たち、若い世代が立ち上がらないと、また再び40年前の状況を作りかねない。

○上手な病院の使い方。

最後に、病院の上手な使い方。
これは、経験がある方も少なからずおられると思います。
病院の診療時間外での通院。
みなさん、病気等で本当に切羽詰まった状況になったら、救急車を呼ぶか病院に問い合わせると思います。
しかし、それをしてしまうと、いろんな不都合が起こります。
まず、救急車を呼んだ場合。
乗った事がある方は分かると思いますが、救急車の中で受け入れてくれる病院を探します。
それが、たまたま近所の病院なら良いのですが、場合によったら他府県に搬送される可能性があります。
で、そのまま入院になってしまうと、入院先に訪れるのにも時間が限られてしまいますから、情報がなかなか掴めない状況になります。
もし、近所の病院が受け入れてくれたとしても、実は、救急車では車椅子を載せてくれません。
と、いう事はですね。処置を済ませて帰れと言われても足がない。
私も経験しました。一度、利用者様の自宅に着替えと車椅子を取りに走った事が。
そして、次に電話での確認です。
これは、救急をやってる病院でも「診療時間が過ぎてるので来てくれるな」と、言われる事が多々あります。
この二つを同時に解決する方法は、ズバリ!!
『救急対応をしている病院に直接行け!』
そして、診れないから帰れと言われたら、
『弱っている人をあなた達は見放すのか(▼へ▼メ)』と、
必殺の一言をお見舞いする。
まあ!これで全てが片付く訳でもないのですが、可能性の問題で一番確実な方法ですよね。

○私もいつかは

私の周りは幸い、偉人や超人が沢山おらます。(*^ω^*)
この方々から、少しでも多くを吸収したい。(*^ω^*)
積極的に話し掛けて、私もいつかは偉人、超人の仲間入りしたいですね。(*^ω^*)

※追記:『40年前』と記しましたが、正しくは『40年前”まで”』それ以前も含むですね。誤字だったり、脱字って気を付けてても、減りませんね。(゜-゜;)

HP  よーしあーきーと時々ラテとはろ&ちびhttp://yoshiaki-hp.sakura.ne.jp

ad

ad

-仕事, 障害者支援, 障害者総合支援法

Copyright© よーしあーきーと時々ラテとはろ&ちび , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.