○ADL,IADLも良いが、まずはQOL
いきなりですが介護ってのは、利用する事が目的ではありません。
利用して自身の生活に如何にして還元するかを、考えなくてはならないと思います。
介護は”自身の生活を豊かに、又、幸せなものにする一つのツール”という訳です。
「入浴したから明日は気持ち良く外出できるな」だとか。
「朝ご飯を食べたから、今日も一日、何かを頑張ろう」だとか。
「理学マッサージを受け可動域が伸びたから、新しい事が出来るな」だとか。これは医療か。
すみません。上手く例えが出来てるのか....
「お風呂に入った」「ごはん食べた」「マッサージを受けた」と、ぶつ切りにならない様に、お互いに考えていきたいですね。
こういった考えの持ち主なので、いわゆる箱モノ。入所施設、通所施設の様な、一つの建物内で生活が完結してしまう形態には、常に疑問を感じています。
風呂に入ろうが、ご飯を食べようが、何の為に行っているのかが、ぼやけていきます。
風呂に入ったところで、外に出して貰えませんからね。
そして、デイでの「一日をみんなで楽しく過ごそう」てのも、介護というものにアクティビティ要素は要るのかどうか?
実際は楽しくとも何ともないですし。
これが仕事ならね、少なからず対価も貰えますし、そこそこの我慢が出来るんだと思いますが。
それが今の生活の全て(目的)になってしまうと、そこいらのホラー映画よりも恐ろしいですね。
人の本質というのは、「生まれたからには幸せな人生を求める」と、私は考えます。
みんな幸せになりたいんです。その為に生きてるんですね。
この事は、松下電器創業者の松下幸之助氏も述べておられます。
ここを踏み間違えさえしなければ、会社経営も実生活においても、大きく方向を誤る事はないんでしょうね。
介護を利用出来て幸せと感じられるのは、その場の一瞬です。
「自身の生活が永続的に豊かに、幸せになるように介護をも利用する」という様に考えていきたいですね。
私はいつも思いをブログに記してますが、上手く伝えられてるだろうか....
○家族のフォトグラフ
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