よーしあーきーと時々ラテとはろ&ちび

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精神分裂病(統合失調症)

精神分裂病を負った経緯(2)

更新日:

昨夜に更新したブログの冒頭にカッコをつけて、「ちょっと暇もネタもないので」と記しましたが、正しくは「暇はあるけどネタを見つけて文にするのが面倒臭い」でした(○'ω'○)
以下、自身のHPから転載。

小学生生活最後の1年間

以前と同じ生活が帰ってきたのは、大変うれしい事なんですが、それと同時に今度は学校の友達に「なんて話せばいいのか」と悩みました。
友達の側からすれば一カ月の間、学校を休んで何をしていたのか絶対に聞きたいところでしょうし。
ですが、私としては、この一カ月に起こった事は、簡単に人に話せない事なんだと子供ながらに感じていました。
「本当の事を話せば馬鹿にされる。」
初めて他人にというか、友達に僅かにながら不信感を抱いたのはこの頃だったでしょうか。
ただ、その不信感を抱いた事が馬鹿だったという位にみんなはやさしかった。
すぐに一カ月間の空白なんてものが無くなりました。なので、気兼ねなくこの事を友達に話していたと思います。

しかし、「またみんなと同じ時間を過ごせるんだ」と安心していたのも束の間、友達と自宅内で遊んでいたある日、衝撃的な事実に直面しました。
いきなり全く知らない夫婦が家に入って来て、私と友達の目の前で仲介人らしき人から家の説明を受け始めました。
自己破産したら資産は全て没収され売りに出されるのですが、いち早く住宅が競売に掛けられていたようです。
私は、ずっとこの家で生活を送っていけるんだと思っていたのですが、どうやら違ったようです。
私は母に「なぜなんだ」と問い詰めました。
母としてもそれがルールなんだからどうしようもないと思っていたに違いありません。
ただ、特別に一年間の猶予をもらえたのだから、マシなんだとなだめられました。
一年後には、また出て行かなくてはならない。「信じたくない。」

中学校進学とひきこもり

無事、小学校を卒業し4月からはみんなと同じく中学校に進学しました。
ですが、進学してから、すぐにまた新たな悩みが出て来ました。
別の小学校校区からの同級生達。
この時すでに劣等感みたいな感情も芽生えており、知らない同級生との共同生活にはとても苦労しました。
「どいつもこいつもヘラヘラしやがって。」
加えて、上級生達の態度の変わり様。
前を横切る度に睨まれる。一年でこの人達になにがあったのか?理解に苦しむ。
程なくして、保健室によく避難するようになった。学校に馴染めない人あるあるですね。
とにかく、中学校は息苦しかった。変化に追い付けませんでした。

それから、夏休みも終わった頃、約束の一年が刻一刻と迫っていました。
直前になると、スーツを着た集団がズケズケと入って来て、赤い札をあらゆる物にベタベタと貼っていく。すごく惨めな思いをしました。
そして、転居当日。トラックに生活に必要な物だけを積んでいく光景。とにかく悔しかった。
引っ越しの準備には一週間程、家族総出で行っていたのですが、実はこの時すでに不登校が始まっていました。
母親には、引っ越しを手伝うから学校に行きたくないと伝えていたので、終われば普通に通学するようになると思っていたでしょう。
けれど、この一連の出来事で私の自尊心はズタズタにされてました。
「もう何もしたくない。」

新生活は完全なひきこもり生活の始まりになった。
襖は閉め、ご飯を食べたい時は壁をノックする。
テレビとゲームだけが心の拠り所になり。昼夜は逆転し、四六時中テレビはついたまま、明け方は砂嵐の画面をひたすら眺め。
風呂も入る必要が無くなったので三カ月に一回。
トイレに行く時のみが、家族と顔を合わせる瞬間になりました。
親と顔を合わせると決まって「お前どうするねん」と言われる。そんな事を言われてもどうすることも出来ないのです。

そうこうしているうちに被害妄想が、思考を支配していきました。
外から聞こえてくる楽しそうな笑い声は「ここの家の奴は社会のお荷物。情けないヤツなんだ。」、「気持ち悪いヤツが住んでる。」と言って笑っている。
なんでみんな自分の事を知っているのかと考えだすと、今度は盗聴・撮されていると結論が出る。
そうなってくると、症状に拍車が掛かり、テレビに出ているタレント達も私を見て笑っていると判断するようになった。
どこを見ても恐怖しかない状態で、風の吹く音にですら恐怖に駆られていました。
「自分なんて消えてしまえば良いのに」と自殺願望も自然と持つようにもなりました。
ですが、死ぬ事にも怖さがあり、というよりも、どこかで好転する事を願っていたのかも知れません。
死んではないが生きてもいない様な状態で、過ぎて行く日々。

...続く

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腫れ物に触れるような感覚でなく、気軽に既読といった感じでよろしくお願い致しますm(_ _)m
特に、自身の実体験の内容は、精神分裂病を抱えても、「皆さんの想像する一つの形だけではないですよ。」と、いったことが私を通じて少しでも人に伝わればと思います(^-^)
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制度とか、社会的な主観の内容は、的外れもあると思いますので、共感して頂けたらいいね!をして下さればと思います(^-^)

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