よーしあーきーと時々ラテとはろ&ちび

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精神分裂病(統合失調症)

精神分裂病を負った経緯(5)

更新日:

以前、自身の精神障害発症と入院の経験を書いた、その続きになります。
入院を経て安定した後のことを書いてますので、「負った経緯」といった題に違和感を自身でも感じますが、面倒臭いので続き物としてそのままにしておきます。
今回も自身のホームページからの転載になりますが、修正等、ちょこっとだけ手を加えています。
時間がなく、すごくさらっとしか書けてないので、上手く伝えきれてないと思いますが、お付き合い下さればと思います。
それと、アイキャッチアイコンの手帳は3障害が別々だった時のデザインです。
また、中二っぽい副題は、御愛嬌と受け取って頂ければ幸いです。

《 真の黒歴史へ 》

    今回は、退院し23歳位までの事を綴ってみようと思います。

○退院したのち

比較的、笑顔も増え症状も安定して帰宅したのですが、とにかくやることがない。周りはみな日中高校へ通っているので、一人で家にいる事を余儀なくされた。
結局は、また好きな時間に寝て、起きて、ゲームしての生活に戻ってしまう。ちょっと危ないなと感じた頃に、主治医に「やる事がなくて」と相談しました。
私が通院していた病院には併設でデイケアがあったので、そちらに通所を勧められた。
精神のデイケアというのは、作業療法が中心になる。一日の午前と午後でプログラムがあり、その中から選び参加するといった仕組みになっています。
例えば、月曜の午前なら音楽と農園芸、手芸。午後からはSST(Social Skills Training)や手芸といった感じで、参加したいプログラムに出る訳です。
ですが、私の様な16.7のくそガキには、内容もつまらなく、また、ここの通所してくる面々の年齢層は40代後半以上。
多数を占める年配の方に合わせたプログラム内容が多く、世代間のギャップも激しいので中々馴染めない。(音楽のプログラムでは青い山脈など、昭和初期から中期に流行った物ばかり。これじゃ若い世代は退屈ですね。)

その様な中で、数少ない同世代との交流もありましたが、それが中々素直に付き合えない。同年代の男女が寄ればアピール合戦が始まりますからね。寂しさを紛わしたいのは男も女も。
そんなこんなでも、仲の良い兄貴分が二人出来ました。
一人は家が近かったので、家に遊びに行ったり。もう一人は、自宅が遠いので、陶芸とスポーツのある金曜日に合わせて通所し、よく面倒を見て貰いました。
他には、実習生が等間隔で来るので、年代が近いことからよく遊んで貰えました。実習生は若い女性が多かったので、デイ後期はそれ目的で通っていた。
そして、幼い痛々しい恋愛や、わがままばかりをやっていました。ごめんなさいでは済まない様なことも沢山しました。

○当時の主だった精神症状

この時に私を悩ませていた症状は、パニック障害に因る発作と、躁鬱状態。躁鬱に関しては、私が悩んだというより、周りが迷惑に感じた事なんですけどもね。
パニックっていうのがこれまた厳しくて、動機動悸と過呼吸が起き、次第に死ねば楽になるといったような考えが浮かぶ。しかし、死ぬのなんて怖いですからね。
動機→過呼吸→死→抵抗・恐怖→<…>→激しい動機→激しい過呼吸→強烈な自殺願望→全力で抵抗。といった感じの増長ループに陥ります。
乗り物に乗っている時に起きやすく、高速道路は未だに怖い瞬間があります。
ふいに運転をしている私を見たら、表情が引きつり汗だくになっている事もありますので、助手席に座る方は高速に乗る際に、運転を代わるなどのご協力をお願い致します。一緒に死にたくなければ。(冗談です。)
でも、何度か走ると慣れますので、阪神高速等は大丈夫なんですけどもね。

他にも当時は、イライラが激しかった。ジッとしていられないので、身体のどこかを常に動かしていないと気が済まない。
よく、目をつぶり首を左右に振り続けていました。
どうしようもないので、大量の薬を服用したり。いわゆるOver Doseもありました。
二回分20錠くらいを一気に服用(当時一日40錠以上を服用)すると、次第に目の前が真っ白になったり、真っ赤になったり、会話は出来るけど相手が全く見えない。
「あ。これ死ぬやつやわ」と、さすがにこの時は思いました。
見えない動けないでしたので、母による手引き歩行で動きました。なんとかしようとDr.に電話をして貰うと、「様子を見て休みなさい」と一言。
「何も出来ないから薬が抜けるまで寝て待て」ということだったのでしょう。
二日間程、気持ち悪かった記憶があります。

薬で言ったら他にも、中々寝付けないので睡眠導入剤を増やして貰ったら、朝に気が付いたら部屋と部屋の間で倒れて寝てたとかね。
睡眠導入剤って不思議な物で、服用すると急激に空腹になる。
なので、寝る前に一食済ませるのが日課になってました。食べないと寝れないので。
薬に不信感も芽生えますので、飲まなかったりもしました。そして、苦しむ。
ちなみにこの時の身長は約168cmで体重は52kgでした。食べても食べても太らない。

....つづく

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腫れ物に触れるような感覚でなく、気軽に既読といった感じでよろしくお願い致しますm(_ _)m
特に、自身の実体験の内容は、精神分裂病を抱えても、「皆さんの想像する一つの形だけではないですよ。」と、いったことが私を通じて少しでも人に伝わればと思います(^-^)
みなさまのいいね!やシェアで広まってくれます。
制度とか、社会的な主観の内容は、的外れもあると思いますので、共感して頂けたらいいね!をして下さればと思います(^-^)

※変更:題の(5)を半角から全角にしました。

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