《 真の黒歴史へ 》
ご訪問ありがとうございます。
振り返ってみると、やはり働くことは自分にとって生きがいになってるのだろうと感じます。
しかし、現在の世の中は、障害を抱えていると働くチャンスも少ないのは確か。
多くの職場では障害者が健常者にならなくては、やっていけないのも事実。
ですが、どのような状況にあろうと一緒に社会生活が送れるようにみんなで考えていくことによって、もっと魅力ある世界が広がるんだろうと考えています。
そして、よく話題に上がる「生産効率が下がる」とかは、無いと考えています。
一つの物差しだけで判断するのではなく、現状やれることはとにかくやってみることと思います。
自分たちと異なった考えの人を排除しようとする街作りや、障害者や高齢者、子供を庇護しようとするのではなくて。
インテグレーション教育やダイバーシティではなく、インクルージョン教育、ソーシャルインクージョン。
前置きが長くなりました。では。。
歯車を見つける
次はどうしよう、自分を雇って貰えそうなところ。
「意外に、起きないといけない場面では、しっかりと起きる事は出来た。」
「人が嫌がる時間帯。」
「夜勤は今の自分では荷が重すぎる。」
「じゃあ!早朝しかないじゃないか！」
次は、早朝のコンビニでのパートに応募しました。
次こそは何としてでも続ける。引っ越し屋に比べたら大した事ない。絶対に障害を理由に休んで他人に迷惑を掛けない。
「もう明日から来んでええで」と、言われるまでやれる事を精一杯やって、とことん食らい付いてやる！
それでもでダメなら仕方がない。今度こそ諦めよう。と、意気込み面接に行きました。
無事採用して下さり、早朝（あれ？何時からだったっけ？）からのパートが決まりました。
「なんて思われても良い、全力で行こう」と、心に決め初出勤。
しかし、最初の一ヶ月程は、勘違いもあり役立たずで足を引っ張る。
すると、店長から雷を落とす宣告が下された。
とにかく、どうすれば良いかを聞いて、その通りに動いた。
そして、どの様に動いているかを観察して、マネして動いた。
すると、だんだん楽しくなって来る。自然と声が出て、笑顔になる。
とにかく、がむしゃらに働いた。週6日勤務もあった。
そうしているうちに、認めて下さる方が一人また一人と増えて行った。
あれよあれよのうちに、一年前後でトレーナーに昇進した。それなりに良いスピード出世だったようだ。
しかし、またここで悪い癖が出る。
そう！女グセ！酒グセ！
ご迷惑をお掛け致しましたみなさま。ごめんなさい。たかが、パート如きで、天狗になってしまいました。。
そして、自分で稼ぎだしたお金で同僚たちと行く、飲み会やカラオケ。これが、自由な生活。
楽しかった。ただひたすら楽しかったです。
この楽しみを味わったら、今度はこの生活を維持したいと考えました。歯車が綺麗に噛み合いだした様に思えました。
で、ですね。私、障害者として印象を植え付けたくなかったので、この職場では話さずに採用して頂きました。
ですが、同僚ともとても仲良く出来て信用して貰えたので、このタイミングなら話しても問題ないと判断して、障害の事を話しました。
私を通じて、障害者に対しての理解がされれば良いと思いましたし、人柄を信用して貰えていたと思うので、話す事でより距離を縮める事が出来るかもと思ったのです。
みなさんすんなりと受け入れてくれたと思います（これは現在の職場でも同じ方法を取りました）。
ここでの経験が、こんな自分でも、社会に参加出来るかも知れないと、大きな自信となりました。
ちなみに、店長とは未だお世話になっており、実家が中華料理屋を営んでおられ、時々タダ飯を食らいに顔を出しています。笑
店長のお父さんが店のマスターで、たまたま私を気に入って頂けた様で、仲良くして下さいます。
このコンビニで出会った、店長をはじめ一緒に働いた従業員の方々は、かけがえのない物を私に与えて下さいました。
ありがとうございます。
そして、その頃他府県に行っておられた、K氏が帰って来ました。
．．．つづく
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特に、自身の実体験の内容は、精神分裂病を抱えても、「皆さんの想像する一つの形だけではないですよ。」と、いったことが私を通じて少しでも人に伝わればと思います(^-^)
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制度とか、社会的な主観の内容は、的外れもあると思いますので、共感して頂けたらいいね！をして下さればと思います(^-^)