よーしあーきーと時々ラテとはろ&ちび

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精神分裂病(統合失調症)

精神分裂病を負った経緯(7)

更新日:

みなさまいつもありがとうございます。
精神分裂病を負った経緯として書き始めて、今回で7回目になります。20歳になりました。
相変わらずの低能振りを綴っています。
障害によるものもそうですが、この辺りでは自身の社会経験の不足による、対人関係の縺れとでも言いますか。
そのようなものが大きかったのかも知れません。
しかし、それもごく最近では、「また違った特性を自分は持っているのかも知れない」と、考え出したのですが。

《 真の黒歴史へ 》

迷走

18歳から21歳頃まではとにかく迷走を極めました。真の黒歴史と言っても過言ではない。その日の気分によって陽だまりに行ったり、デイに行ったり。決まりも守らず、かまって貰いたくてオイタの連続。
勢いでボランティア活動にも参加しましたが、いかんせん頭の中はお花畑ですので、各地でわがままをし問題行動のオンパレード。

そうそう。学生を対象にしたボランティア体験の実行委員を務めたこともありました。
内容は、知的障害を持った子供たちと一緒に、夏休み中の2日間にどこか遊びに行くといった企画。そこで障害児らとふれあい、ボランティアと障害に対して理解を持って貰おうといった主旨。
実行委員に自ら手を挙げたものの、どうしても主旨に賛同できなかった。
なぜ、ボランティアをするのに、イベント事にしなければならないのか。なぜ、わざわざ楽しくボランティアが出来る環境を、用意しなければならないのか。その為に子供をエサにし付き合わせていいのか。など。
「街のゴミ拾いで良いのでは?」と、思わずポロっとこぼした事もある。もちろん「何言ってんだコイツ」と、即却下された訳ですが。
子供たちの父兄は、夏休みに予定が出来る事はとてもうれしい事だし、学生もかわいい子供相手なら楽しめるだろうと、お互いに良い事ではあったのは確かなのです。
ですが、私はこの頃から、こういった慈善活動や福祉を非日常的に扱うのが嫌だったのだなと、改めて感じます。
『ゴミ拾いで良い』と言ったのも、「日常的に自分が継続して行えるもので良いじゃないか」と、思ったからなのだろう。それか、自分からやりたいと思ったのなら、「日常的に募集しているところに飛び込んでいけば良いのに。」と。
そう思ったら、もうやる気はありませんので、当日の見守りだけをさせて頂き、実行委員からは降ろさせて貰いました。

やりたい放題、言いたい放題。そして女性への接し方、対人関係の縺れ。うーん。この。

生活を一変させた出会い

私の半生を語る上で忘れてはならない人がいる。ここでは仮にK氏とします。
K氏も10代で障害を負い時間が止まってしまい、必死に自分の失った時間を取り戻そうとしていた。そして、もがき彷徨い続けていた。

K氏は人当たりがとても良く面倒見も良いので、周りにはいつも若手の精神障害者が集まっていた。K氏のおかげで私も若手グループに交じる事が出来た。
その中には、自殺をしてしまい二度と会う事も出来なくなった人もおり、後に世間を賑わせる重大犯罪を犯してしまう子も居た。
ある日急に家へ来ないかと連絡がK氏から入る。K氏は隣の奈良県に住んでいた。
当時の私は知らない土地へ行くとパニックの発作が出ていたので、いつもなら断っていたのだが、なぜかその時は行く事を決断した。
行きの電車の中やはり激しい発汗、動悸、目眩が襲う。しかし、無事に目的地に着きK氏の笑顔を見た瞬間に不思議とパニックは治まった。

それから週の半分は泊まりに行ってました。もちろん陽だまりには行かずに。お互いにとても共感する面があり、年の差はかなりあったが無二の親友となった。
だけど、一つとても困った決まり事がありました。それは行くと必ず、先ずナンパをして来いと指示される。だけど、社会経験の乏しい私が成功する訳もなく毎回2人で帰る。
そして、取り残された者同士で朝まで酒を飲み、良く分からない事でゲラゲラと笑い合う。私は何でも話したし、K氏もおそらくは誰にも話した事の無かった、これまでの経緯と無念さを話してくれた。
夏には海やプールに2人で出掛けナンパ。冬は、奈良や京都の四条の繁華街にてナンパ。
ナンパは余計だったかも知れませんが、K氏に出会ってから行動範囲がかなり広がった。
パニックの発作も起こりにくくなり、一人でも遠くに出掛ける事が出来る様になった。
K氏にその様な思惑はなかっただろうけど、薄汚い夜の世界や、これまで行った事のない土地に連れ出される事で、私は自分に可能性を感じていた気もする。

少しずつ自信を付けていった最中、私は小学校からの同級生A君にアルバイトを紹介して貰い、コンビニで夜勤のアルバイトを始める。

....つづく

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腫れ物に触れるような感覚でなく、気軽に既読といった感じでよろしくお願い致しますm(_ _)m
特に、自身の実体験の内容は、精神分裂病を抱えても、「皆さんの想像する一つの形だけではないですよ。」と、いったことが私を通じて少しでも人に伝わればと思います(^-^)
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制度とか、社会的な主観の内容は、的外れもあると思いますので、共感して頂けたらいいね!をして下さればと思います(^-^)

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